ポジショントレードとは、長期的なトレード手法で、数週間～数ヶ月、または数年といった長期でポジションを保有する手法で、あまり相場を監視ことができない人には最適です。基本的に取引による為替差益を狙うだけでなく、ポジションを維持することによるスワップ金利も利益としてねらうトレード手法とも言えます。

トレードのタイミングとしては、押し目買いや戻り高値売りが基本となりますが、指標など様々な要因により大きく売られたタイミング、または大きく買われたタイミングで売買を行なうというのもアリだと思います。

ポジショントレードは、敏捷性や判断力・決断力といったものをあまり必要としないので、初心者の人に向いているトレードスタイルとも言えます。取引回数が少なくなるので手数料がかさむこともないし、１日中チャート監視する必要がないのも嬉しいところです。ポジショントレードの場合、大抵レバレッジは低めですし、比較的安心感があるトレードではありますが、突発的な相場の変動などのリスク回避のためのストップロスは必要です。ただし、ストップロスが狭すぎると、すぐにロスカットされてしまうので、ロスカット幅は少し広めにとりましょう。