円高・円安とは読んで字の如く、円が海外の通貨に対して交換比率が高くなったら「円高」、交換比率が安くなったら「円安」と呼びます。ただし、高い・安いというのはいくら以上といった基準価格があるわけではなく、ある相対的な価格からの高い・安いを指して表現しています。
例えばテレビやニュースなどでも、毎日必ず為替について報道されていますが、その中でも「円高」「円安」という表現が使われることが多いですが、それは前日の為替レートに比べて「円高」または「円安」といった言い方になっているはずです。数字みると為替レートの数字が小さくなっているのに、表現は「円高」となったりするあたりが、初心者の方にはとても解りづらいと思いますが、上図のように円が他の通貨に対して価値が上がっているという所が覚えるポイントになります。
LAST UPDATE 2021.01.21