外国為替市場は、「がいこくかわせしじょう」と読み、異なった通貨の売買を行う市場の総称となっています。この外国為替市場は、取引所などのように、ある特定の場所に存在するのではなく、電話回線やコンピュターネットワークで繋がれたネットワーク全体のことを言います。
当然のことながら、外国の為替を取引する市場ですから、世界中で取引が行われます。そのため、株のように何時から何時までが取引時間と言うことが無く、外国為替市場では、世界中のどこかで24時間、常にトレードが行われているため「24時間眠らない市場」などと言われることもあるようです。また、世界レベルで取引が活発に行なわれている時間帯をそれぞれ「○○市場」と呼び、ニューヨーク市場、東京市場、ロンドン市場などと呼ばれます。そして一般的には、この3箇所が三大外国為替市場と呼ばれています。
LAST UPDATE 2021.01.21